2014年11月29日、茂原市スポーツ推進委員研修会、「高齢者や障がい者対象の運動指導」の一コマです。大切なことは、参加者の皆様が気軽に集え、仲良く、楽しく活動できる場を作る事です。そして、体力づくりに関する正しい知識や方法を学んで頂く事です。

この日の講師は勝浦の国際武道大学教授の中島一郎さん。下の画像は童謡の「証城寺(しょうじょうじ)」の狸囃子に合わせて体操指導する様子です。

運動する事の狙いは、健康的な生活上必要な「基礎体力・生活体力の向上」です。

年齢差や体力差を考慮して、少し努力すれば誰もが行うことが出来る「正しく、楽しく、やさしい運動」を心がけています。

誰もが認知症にはなりたくありません。予防法は、高血圧、糖尿病を抑え、運動する事です。

旭中央病院、脳外科部長、持田先生いわく、上記を実行し、脳の活性化を図れば予防できるとの事。

認知症の方の能力を生かしながらリハビリをします。

講師の多湖先生の運営するグループホームにおける認知症の方々の素晴らしい事例報告がありました。

徘徊は認知症の特徴的な症状です。それを利用して、正義感の強い認知症のお年寄りに「パトロール」の腕章をつけてもらいパトロールをします。パトロール実施の結果、周辺における盗難事件が半減して。警察や近所の方から喜ばれています。

 

更に、グループホームに学童保育所を併設して、認知症の高齢者と学童の子供達との交流を深めると更に効果的です。

この写真はパトロールの場面です。一緒に散歩しながら子供達との信頼関係を作ります。

さらに、グループホームでは、昔の教育ママであった高齢者や、元学校の先生方が子供たちの宿題の世話や、予習復習の面倒も見てあげています。同じことを何度も繰り返すことは認知症の方の特徴で、しかる事や褒めることを繰り返すことに意味があると言えます。

 

2014年7月13日、宍倉病院副院長、宍倉朋胤先生を御招きし、がんに関する公開学習会「がんにならないために、もしがんになったら、その2」開催しました。

二人に一人は何らかのがんに罹患する現実、それに備える心構えや知識を勉強します。

胃がん、子宮頸がんに関しては予防策もありますが、がん罹患は避けられないとの前提で早期発見が大切です。

昨年に続き今年も「がんにならない為に、もしがんになったら、その2」の公開学習会を開催しました。今回は男女別に掛かり易いがんに対する、予防対策や早期発見のための検査方法をご講演頂きました。

詳しくは以下をご参照ください。

二人に一人が一生の生涯に一度は何らかのがんに掛かります。左の図をご覧ください。60歳までは女性の方が罹患率が高いです。

また50歳代でも1割弱の方ががんに罹患します。働き盛りの人生の充実した時期を過ごすためにも、がんの早期発見が重要です。

しかし、日本は女性のがん検診受診率が低い事が現実です。女性の皆さん、是非とも、子宮頚がん、子宮体がん、乳がん検診を毎年受けてください。費用が掛かりますが、大切な命が一番です。

がんは早期発見すれば90%以上の確率で回復します。発見が早いほど、治療に掛かる費用も時間を少なく出来ます。完治する患者も増えています。完治まで行かなくても、がんと付き合いながら一生を過ごすことも出来ます。

2013年12月7日 長生郡市広域組合の医療フォーラムです。高齢者の健康管理は重要な課題です。

宍倉病院、副院長、宍倉朋胤先生による講演会です。高齢者の健康、救急搬送、医療と国家財政の関連を判り易くご説明頂きました。

広域市町村圏組合としては、救急搬送の急増に困っています。高齢者の方々が日頃からご自分の健康に気を使いことを実践して頂くことにより、救急搬送される事態を少なくできるように願っています。誰も好き好んで救急車を呼ぶわけではありません。

しかし、特に、日頃の食生活や運動習慣が大切です。ましてや、禁煙は最優先です。

健康福祉常任委員会視察。阪神地区の先進的医療施設や福祉施設を見学しました。千葉県の医療・福祉の向上のために参考にさせて頂きます。

神戸医療産業都市はじめ国立循環器病センター等の視察です。

まずは神戸市低侵襲がん医療センターです。この病院は放射線治療と抗がん剤治療によりがんを治す、いわば、切らずに治す病院です。ベッド数80。放射線技師の方から説明を受けている場面です。がんの病巣に狙いをつけて放射線を当てる方法を質問しました。がん組織以外には最小限の照射で済むように、角度や時間を調整するそうです。

しかし、この点については千葉県の医療の方が進んでいると感じました。同様な施設は千葉県内に既に複数あります。更に千葉県には粒子線治療用(放射線治療の最新鋭機)もあります。

粒子線治療についてはこのページの下に説明があります。国立がん研究センター柏病院の記事をご覧ください。

翌日は国立循環器病病センターです。高度医療と共に減塩食普及活動をしています。

国立循環器病センターの減塩食普及運動はその病院食の減塩運動から始まりました。日本人の1日当たりの塩分摂取量は約11g。その状況下で塩分の摂取量を1g減らせば血圧が約1mmHgほど低下するそうです。減塩が体に良いことは頭では分かっていますが、実行と継続が難しいことも皆様、ご承知の通りです。そこでこの病院では京料理職人の料理長を招き減塩食を研究しました。その結果、「だし」を有効に使うことにより、1食あたり約500kCalで1食あたりの塩分が2g。1日で塩分摂取が6gという驚異的な病院食メニューを開発しました。そして入院患者さんから「病院食が美味しかった。退院してからも食べたい」という要望が多数寄せられました。

この日の病院食はオムライスです。一つ一つ丁寧に卵焼きでくるんでいました。美味しそうです。

この病院の食事の大目標はます食事が美味しいことです。其の上で減塩が出来る事。したがって丁寧な食事作りが基本です。この日の昼ごはんは「オムライス」。

ケチャップライスを一つ一つ手で形にします。其の上に卵焼きを手作業で巻いていました。

ここの食事は1食500kcalで塩分が2gが守られています。この後、病院食と同じものを昼ごはんに頂きました。正直に申せば少し物足らない気がしましたが、それでも、しっかり味が付いていました。そしてここの病院食のメニュー本が売れているそうです。

既に25万部も売れているそうです。以下にそれに関する情報を掲載します。

 

国循の美味しい! かるしおレシピ 0.1mlまで量れる! かるしおスプーン3本セットつき [単行本]

独立行政法人 国立循環器病研究センター 

5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (60件のカスタマーレビュー)

2013年8月6日、国立がん研究センター東病院を視察して参りました。

2013年8月5日、柏市にある国立がん研究センター東病院へ視察に参りました。

国立がん研究センターは築地の「中央病院」が有名ですが、柏市の東病院も中央病院に負けず劣らず素晴らしい実力を備えた病院です。1950年代、日本人のがんによる死亡が急増し死因の2位になりました。国として本格的ながん治療に取り組むべく作られたのが「国立がん研究センター」です。1962年に完成しました。

1992年、当時の国立柏病院と旧国立療養所松戸病院を統合して「国立がん研究センター 東病院」としてスタートしました。

手術も得意ですが、放射線治療に秀でた病院です。作詞家の「なかにし礼」さんが食道がんを陽子線治療で回復したことが有名です。

左の表をご覧ください。がん治療の手段別の治療方法を表しています。外科治療はご存じのとおり、手術で患部を摘出する事です。

化学療法は抗がん剤による治療。放射線治療が東病院がほかの病院と大きく異なる特徴です。普通、放射線治療はエックス線やガンマ線を照射しがん細胞を死滅させますが、東病院には放射線治療でも特別の「粒子線」による治療を行っています。

普通の放射線は皮膚の深い処のがん細胞までは効果が薄いですが、粒子線は皮膚の深いところまで大きな効果を得る事が出来ます。

しかし、大きな問題があります。この粒子線治療、東病院はその中の陽子線治療ですが、これは保険未適用です。即ち自由診療として保険がきかず非常に効果に治療になります。1回の治療費が約300万円です。

左の図の右下をご覧ください。頭蓋骨内にあるがん細胞に対する放射線治療の際のエックス線と粒子線(陽子線)との効果の違いを表しています。エックス線ですと矢印方向から放射するとがん細胞手前の正常細胞へのダメージが大きい割に患部の半分くらいしか効果が届いておりません。しかし、陽子線ですと患部を中心に頭蓋骨の深い部分で効果が見られます。左のグラフにある様に、陽子線は体の深い処でがん細胞にダメージを与える事が出来、さらにダメージを与える深さを調整することが出来ます。

これが陽子線治療室の様子です。真ん中上にある照射装置が360度回転して患部に最適な角度から患者のがん細動を攻撃します。

陽子線照射装置の拡大写真です。金色の金属部分(コリメータと呼びます)3枚と、その上に白い樹枝状(ポーラスと呼びます)のものを見る事が出来ます。

金色の金属部分は真鍮製でがん細胞の輪郭に合わせて放射できるようにします。

白い部分は樹枝製で、陽子線の深さを調整する機能を持ちます。

患者のがん細胞の形に合わせて病院内で作成されます。

白い樹枝製のポーラスの写真です。これも患者さんの患部の深さを図ったうえで作成されます。

2013年6月30日、「がんにならないために、もしがんになったら」公開勉強会報告です。

市役所市民室にて多くの参加者にお越し頂き、成功裏に開催されました。詳しくは以下をご参照ください。

去る6月30日(日)「茂原を元気にする会」主催の公開勉強会「がんにならないために、もしがんになったら」が市役所市民室で開催されました。宍倉病院副院長「宍倉朋胤(ともたね)」先生、千葉県がんセンター相談員「齋藤とし子」氏をお招きし、第1部が宍倉先生の講演会、第2部は宍倉先生と齋藤とし子氏、司会は」横堀でパネルディスカッションという内容でした。会の始めのあいさつに立つ「鈴木時男」さんです。「皆でお互い助け合いながら、住みよい茂原市にしていきましょう。」との挨拶です。

第1部は宍倉先生の講演会の風景です。日本人の2人に1人ががんになる現実を見つめながらも、がんを知ることにより恐れる事なく事前に準備する事の大切さを判り易く説明されました。

 

人の寿命は病気やけがを避けられれば、理論上120歳位は可能。

予防医学の考え方からすれば、がんに対する準備は多くの方法があります。

以下のページをご参照ください。

 

左の様に1次、2次、3次予防まであります。一般的に考えれば、1次予防が本来の予防です。2次予防は早期発見・治療です。

 詳しくは本ホームページの 県政活動報告⇒医療対策 をご覧ください。

国立がんセンターが公表しているがん予防の12か条、その1です。

いずれも判り切っている事かもしれません。しかし、それを徹底することが大切です。

 

 

国立がんセンターの予防の12か条 その2です。

B型肝炎、C型肝炎対策、子宮頸がんワクチン接種など感染症予防ががんになる前の大切な予防方法です。

また、ピロリ菌の除菌も有効ながん予防になります。

 

宍倉先生の講演会の風景です。参加者の真剣なまなざしの中、会は進んでいきました。

事前に先生への質問を承りました。

質問の要旨は以下の通りです。

1、乳がん切除後の対応について。がん細胞増殖抑制剤帆服用方法について。

2、がんと食事との関係について

3、大腸がん初期の症状について

4、がんの予知について

5、がん治療の際の費用について

6、前立せんがんのPSA検査の有効性について

等々が寄せられました。

 

パネルディスカッションの冒頭にがん経験談をお話し頂いた前田恭子さんです。

彼女の場合は子宮がんと大腸がんの2つが同時に見つかりました。(いずれも転移して起きたものではなく、別々に発生したがんでした)がんを告知された時の辛さや、手術後の化学治療の苦しみを経験者ならではの言葉でご説明頂きました。

がんを経験したことを隠す風潮のある中、勇気あるご発言に感謝申し上げます。

パネルディスカッションの質問に耳を傾ける風景です。

2013年5月17日(金) がんサミット2013春に参加

日本医療政策機構 市民医療協議会が開催する「がんサミット2013春」に参加しました。

今年2月議会で「がん対策推進条例」が制定されましたが、がん政策をより実効あるものにすべく勉強会に参加しました。

全国から医療関係者、行政関係者、がん患者団体、地方議員等多数の参加者が集まりました。

会の途中で自己紹介の時間があり、がん患者の方の挨拶が印象に残りました。

「私は膵臓がん患者です。昨年手術をして、いまも治療継続中の身です。あまり長い時間は残されていませんが、がん患者の苦しみが少しでも和らげるように精一杯政策提言をして行くつもりです。」この方とは次回のサミットで会えないかもしれない。しかし、この患者さんは凛々しくお話をされた姿が忘れられません。県会議員として、この方の思いを千葉県民の皆さんへお伝えすべく努力いたします。右の写真は代表理事の黒川 清(東京大学医学部教授)です。

「平穏死」を考える

塩田病院主催、医療フォーラム参加、延命治療について皆で考えましょう。

高齢化が進む中、自らの口から食物を食べることが出来ない方の胃瘻の問題が大きな課題となっています。

延命治療の意味をみんなで考える必要があることを痛感しました。

3月28日、茂原市民会館において塩田病院主催の医療フォーラムに参加しました。

高齢者の終末期医療について、世田谷区立特別養護老人ホーム(芦花ホーム)医師の「石飛 幸三」さんの講演がありました。

先生は1935年生まれ、慶応大学医学部を卒業後外科医で40年ほど活躍されました。外科医として延命至上主義で治療を行ってきましたが70歳近くになり、そのような医療に疑問をもって、この老人ホームに来られました。そこで胃瘻(意に穴をあけ、直接胃に栄養剤を入れる方法に疑問を感じ始めました。終末期の人工栄養の問題にぶち当たり、延命と正反対のことを訴え始めました。

石飛さんは「平穏死」という、終末期の高齢者にとって過剰な水分や栄養を控えて穏やかな最後を迎えることを訴えました。

 

まずは胃瘻(いろう)説明です。お臍の辺りから直接胃に栄養を注入します。」

「口から食物が食べられなくなったら人工的な栄養補給をなるべく控えて、枯れるような自然な最後を迎えるべきである」という意見の対極に「年寄りの命を粗末にするな」という批判があります。口から食べられないというのは生き物としての最後です。誰でもいずれそうなります。そうなった時に胃瘻を望むかと言うと多くの人は嫌がります。ところが今の日本の医療、介護では胃瘻が当然の如く行われています。自分が嫌がることを人にするというのは倫理に反すると先生は訴えます。更に医師は可能な医療を控えることが「医療放棄である」と訴えられることを恐れて責任を先送りしていると指摘します。

現に日本の胃瘻をしている患者は要介護4と5の方が大半でこの2つで全体の96.6%を占めています。

医師は人生の終焉を迎えている患者にも食べさせなければいけないと思い込んでいます。水分も栄養も必要のなくなった人にそれらを過剰に与えれば、体が溺れたような状態になり、患者は苦しみます。芦花ホームでは過剰な水分や栄養補給を控えた所、誤嚥性肺炎が減り、救急車を呼ぶ回数が減る一方、静かな老衰死が増えたそうです。

がん対策条例制定にむけての活動

2012年10月29日。

ちば県民保険予防財団さんへ「がん対策」についてのヒヤリングに伺いました。

専務理事、三富信惠氏  常務理事、櫻井義人氏はじめ5名の方に対応頂きました。

当財団さんは市町村の実施するがん検診やメタボ検診等を主な事業に慕います。

お話の中で印象に残った事は、特に女性の乳がん検診の際に、女性のレントゲン技師さんが足りないとの事。

更には、乳がん検診車を運転する女性ドライバーも足りないとの事でした。

 

 

2013年10月30日

鴨川市の亀田総合病院がん医療チームへのヒヤリングです。

外科部長、草薙 洋医師、 地域医療連携室長、三河 貴裕医師  緩和ケア認定、看護師、千葉 恵子氏はじめ7名の各部門からご参加頂きました。南房総の拠点病院として地域医療を真剣に取り組む姿に敬意を表します。

我々は「がん医療」に関してお話を伺う予定でいましたが、地域医療を考えると「がん医療」はその一部に過ぎず、医療全体の問題の大きさに改めて医療問題の深刻さを痛感しました。

例えば、当地区は高齢化が進んでおり、たとえがん患者がその標準治療に従えば当然外科手術すべきところが、高齢ゆえに外科手術が出来ずに止む無く抗がん剤治療に切り替えざるを得ない事例。また、急性期が収まり、病院としては退院してほしい患者がいても、在宅で面倒見る家族が居なかったり、また高齢で看病できない状況で、退院を促せず、ベッドが空かない事例、そのために新たな患者を受け入れられない悩ましい現状を伺いました。

がん医療のみならず、地域連携医療の大切さを感じたヒヤリングでした。

県政に関する御困り事や問題点をみんなで考え、より良い社会の実現に向けて行動しましょう。

よこぼり喜一郎(きいちろう) 事務所

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